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遠く離れたネットワーク同士を接続できるVPN

固定IPを一つ持っていると様々なことが可能となります。
主な使用目的としてよく挙げられるもの中に「VPN」というものがあります。
VPNという単語を初めて目にする方のためにまずこのVPNについてご紹介したいと思います。

VPNを理解するためにはまずプライベートネットワークというものを知っておく必要があります。
自宅内や会社内などの閉鎖された場所で組まれているネットワークをプライベートネットワークあるいはローカルネットワークと呼びます。
同じプライベートネットワーク内にあるPC同士では伝送速度が速く、大きなデータのやり取りなども非常に円滑に行うことができます。
しかしこれはあくまで外部に対しては非公開のネットワークです。
たとえば本社と支店のような遠くはなれた場所であると一つのネットワークとして組むことは難しいため、何かしらの方法で二つのネットワークを接続してあげる必要があります。
このような場合に便利なのがVPNです。

VPNとは仮想プライベートネットワークとも呼ばれ、遠く離れた場所のネットワーク同士を一つのプライベートネットワークとして見せかけることができる機能です。
VPNが登場するまでは専用線という拠点と拠点を一対一で接続する方式が主流でした。
しかしこの方法ではセキュリティに対しては優れるが、二つの拠点の距離が離れるほどコストがかさんでしまう点や支店などが複数あるといった場合に対応できないといった点を問題として抱えていました。
2つのネットワークをインターネット網によって接続するVPNの登場によって専用線接続よりも広範囲に、そして安価に結ぶことができるようになりました。
セキュリティが不安視されるインターネット網を使うVPNにおいては固定IPや暗号化の技術によってセキュアな通信が行えるようになっています。

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